【夢と時間とお金】会社員夫婦の世界一周への憧れとキャリアとの葛藤 – 30代の私たちの現時点の答え

夢とキャリアの葛藤 Uncategorized

「世界一周に行きたい」

そう思う一方で、私たちは今、30代という人生の大きな節目に立って、本気で悩んでいます。若いうちに世界一周に出たいという気持ちはありますが、会社員を辞める勇気はありません。

  • 世界一周のために会社員を辞めたとして、帰国後に再就職はできるのか?
  • 30代という貴重な時期に、それだけのお金と時間を使う意味があるのか?
  • 世界一周をすることで、一体何が得られるのか? 
  • そもそも私たちにとって、ベストな選択は本当に世界一周なのか? 

考えれば考えるほど答えに悩みますが、現時点での私たちの結論が出たのでご紹介します。

なぜ「世界一周」なのか

なぜ世界一周なのか

私たちがなぜ、安定した会社員生活を送りながらも「世界一周」という大きな夢を抱くようになったのか。そのきっかけと、私たちなりの旅の目的についてお話しします。

世界一周を考えたきっかけ

私たちが世界一周を夢見るようになったのには、2つの理由があります。

一つは、YouTubeチャンネル「ZEO家の冒険」です。30代で脱サラし、憧れだった世界の絶景を回りながら生活するZEOさんとすみさんの姿に、強烈に惹かれました。「自分たちもあんな風に、世界を周りながら生きてみたい」と、心の底から思いました。

また、仕事で海外と関わる機会が増えたことも大きな転換点でした。画面越しではなく、異国の文化や生活が、よりリアルに感じられるようになったことで、世界を周りたい気持ちが高まりました。

なぜ「世界一周」という形にこだわるのか

それは、海外を体験(旅行)すればするほど「知識欲」が増してくるからです。 ネットを開けばありとあらゆる情報が手に入る現代。けれど、スマホの画面で見る絶景と、現地でリアルに感じながら自分の目で見る景色とでは、感動の大きさが全く違います。

海外旅行で新しい体験を重ねれば重ねるほど、「もっと違う世界を見てみたい」「自分の知らない文化をリアルに知りたい」という知識欲は、深まるばかりでした。

地理・歴史的な観点で考えても、世界の絶景や文化は繋がっています。これらの体験を1度に味わえる「世界一周」という形こそが、私たちにとっての究極の贅沢であり、最高の非日常体験なのです。

「いつか」は、永遠に来ないかもしれない

なぜ今なのか

今の私たちは、世界一周をただ夢を見ているというより、「本当に今のキャリアを捨ててまで行く価値があるのか?」を冷静に見極めようとしている真っ最中です。

会社員としての安定を投げ出すことへの不安

ありがたいことに、今の私たちは比較的休みが取りやすい環境にいます。年に一度は1週間程度の海外旅行へ行き、週末を使えば弾丸で海外へ飛ぶこともできます。 会社員としての安定した収入があり、仕事の責任は増えつつも、好きな旅も続けられている。

この「恵まれた現状」があるからこそ、「すべてを投げ打ってまで世界一周に踏み出すのが正解なのか?」という不安が、どうしても頭をよぎってしまいます。

30代の「今」だからこそ得られるもの

一方で、強く感じているのは「タイミング」への不安です。 よく「リタイアしてからゆっくり世界を回ればいい」という考え方もありますが、私たちはそうは思いません。

  • 30代: 体力があり、旅で得た刺激をその後の長い人生に反映させる「変える力」がある。けれど、時間とお金に余裕がない。
  • リタイア後: 時間とお金には余裕があるけれど、30代の頃のような体力や、価値観を根底から作り直すようなエネルギーは残っていないかもしれない。

人生の折り返し地点より前に世界を知るからこそ、その後の人生観をアップデートできる。リタイア後に行って「あぁ、綺麗だったね」で終わってしまう旅とは、得られる効果が全く違うのではないかと考えています。

「今の安定」と「今しか得られない経験」。どちらを選んでも間違いではありません。仮に世界一周を断念する決断を選択したとしても、考え抜いた上の決断であれば後悔はしないでしょう。

「30年後の人生観」よりも「今の人生観」を変えたい

人生の選択肢を増やす

「老後の楽しみとして取っておけばいいじゃない」 そう考えるのも一つの正解かもしれません。でも、私たちの心の中にある違和感は、それでは解消されないのです。

無知がゆえに想定できない選択肢を「想定内」に変える旅

初めての夫婦海外旅行だったケアンズでは、言葉の壁にぶつかり「もっと英語を勉強したい」と強く思うようになりました。ダナンでは、華やかなリゾートよりも現地のローカルな暮らしに触れることに、何倍もの魅力を感じました。

たった数回の短い旅行でさえ、私たちの価値観やその後の行動は大きく変わってきました。 だとしたら、世界を一周し終えた後には、今は想像もつかないような自分たちが待っているはずです。もしかすると、どこかの国に移住しているかもしれないし、全く違う生き方を選んでいるかもしれません。

今は「無知」が原因でイメージすらできていない未来の選択肢を、自分たちの手で掴みに行きたい。その後の数十年の人生を、新しく手に入れた広い視点で生きていきたい。そう考えると、世界一周は一刻も早いに越したことはないと感じるのです。

鮮度があるうちに世界に触れる

定年後の旅も、きっと穏やかで素敵だと思います。しかし、私たちが今求めているのは、もっと人生を揺さぶられるような「変化」なのです。

安定した会社員というキャリアの途中で立ち止まるのは、確かに勇気がいります。それでも、「今の自分」が世界を見て何を感じ、どう変わるのか。その答えを知るチャンスを30年後まで先送りにすることは、私たちにとって大きな損失のように思えてなりません。

それでも、キャリアを捨てる「不安」に勝てない

キャリアのリスクとリターン

世界一周への想いが強まる一方で、どうしても拭いきれないのが「キャリア」に関する不安です。

再就職よりも「条件」の壁

今の時代、転職自体は珍しいことではなく、帰国後にどこかしらに就職すること自体のハードルはそれほど高くないのかもしれません。

しかし、問題は「今と同じ、あるいは納得のいく条件で働けるのか」という点です。私たちが理想とする世界一周をするのなら、少なくとも1年間という期間が必要になります。

30代という、キャリアにおいて重要な時期に作る「1年間の空白」。 そのブランクを抱えた状態で、今の安定した待遇や働きやすい環境と同等の場所に戻れるのか。その保証がないことが、一歩踏み出す足を重くさせています。

リスクとリターンの不透明さ

もう一つの悩みは、キャリアを中断するという大きな「リスク」に対して、世界一周で得られる「リターン」がどれほどのものか、確信が持てないことです。

もちろん、短期間の海外旅行よりも遥かに大きな変化が得られることは分かっています。 しかし、それが「夫婦揃ってキャリアをストップさせてまでやるべきことなのか?」と問われると、自信を持って「YES」と言い切れません。

行ってみなければ分からない。行くためにはあまりにも多くのものを手放さなければならない。

この「目に見える安定」と「目に見えないリターン」の天秤が、どうしても釣り合わずに、現時点の結論が出るまでに時間がかかりました。

目的達成の手段は「世界一周」だけなのか?

目的達成の手段

これほどまでに「キャリア」と「夢」の間で悩むのは、私たちの心のどこかに「目的達成のためには、会社を辞めて世界一周するしかない」という固定観念があったからかもしれません。

週末海外旅行という「確実な一歩」を積み重ねる

これまでの数日間の海外旅行でも、人生の選択肢が増えるような素晴らしい体験をたくさんしてきました。

もちろん、世界一周が与えてくれるインパクトは遥かに大きいものだと思います。しかし、今の私たちが抱えている「キャリアを中断するリスク」と「得られるリターンの不透明さ」のバランスを考えると、今のまま有給休暇を最大限に活用して、海外旅行を繰り返していくことが現時点での最善の選択だと考えています。

キャリアを捨てずに、自分のペースで夢の解像度を上げていく。これが私たちの今の答えです。

時間・コスト効率を考えると早く決断が必要

一方で、有給を使った旅にはデメリットもあります。年に数回しか行けず、その都度日本へ帰国するため、時間もコストも「世界一周」に比べれば効率が悪いのは事実です。

限られた時間とお金を最大限に有効に使いたいという思いもあります。だからこそ、今の「有給旅行」というスタイルを当分は続けつつも、そう遠くない将来に「世界一周をするか、しないか」を、もう一度しっかりと決断したいと思っています。

今は「諦めた」のではなく、次に進むための「確信」を積み上げている期間です。

現時点の私たちの答え:確信を掴むための旅を続ける

現時点の私たちの答え

結局のところ、私たちが世界一周に踏み切れない最大の理由は、「リスク以上のリターンが得られる」という確信が、まだ自分たちの中に育ちきっていないからなのだと思います。

今の私たちは、会社員としてのキャリアを大切にしながら、有給休暇を使って世界を広げていく道を選びます。

旅を繰り返す中で、もし「今こそ世界一周に出るべきだ」「この旅は私たちの人生に確実にプラスになる」と確信できたなら。その時は、迷わず会社員という肩書きを一度置いて、旅に出るつもりです。

「いつか」を永遠に先送りにするのではなく、今の自分たちにできる最高の形で、旅を続けること。

私たちの本当の意味での「世界一周」は、もう始まっているのかもしれません。

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